放光2月号

この冬は今のところ雪が少ないですね(イメージは生成AI)

湖東エリアでは、毎年この時期になると大雪が降り、雪かきが大変な日があります。今年は「大雪が降る」と言われていましたが、意外と雪は少なめです。降ったら雪かきが大変だと愚痴をこぼし、降らなければ「水不足は大丈夫か」と心配する。人間は本当にわがままなものですね。しかし、そんな私たちを阿弥陀様は放っておかず、必ず救う我に任せよと願い続けてくださっています。どんな時も寄り添ってくれるそのおはたらきに感謝する日々であります。(来週からは寒波が来る予報です。十分暖かくしてお過ごしください。)

当面の予定

  • 2/15(土)仏教婦人会総会 19時~ 仏婦のみなさん
  • 2/22(土)親鸞聖人鑽仰会・蓮会布教会 13時~ 総代
  • 2/28(金)少年連盟役員会 14時~ 住職
  • 3/1(土)第三ブロック寺族研修会 13時~ 住職
  • 3/8(土)愛知上組実践運動 14時~ 総代・住職
  • 3/9(日)仏教壮年会総会 18時~ 仏壮のみなさん 
  • 3/16(日)彼岸会法要(正信偈)9時 ご門徒のみなさん
  • 3/22(土)総代会 14時~ 総代・顧問のみなさん
  • 3/26(水)日校生卒業参拝 日校生(小学6年生対象)
  • 3/29(土)愛知上組実践運動役員会 14時~ 住職
  • 4/6(日)花まつり 8時15分集合・出発 日校生・寺族
  • 4/12(土)托鉢9時00分頃各ご家庭にお参りに寄せていただきます

「死んだら終わり」

どうして生きているのだろう?

今、科学がとても発達していて、生命の進化や宇宙がどんどん膨張していっているなど、様々な物事が科学的に分かるようになってきました。でも、私たち自身のことでどうしてもわからないものがあります。それは「命って何だろう」とか「私はどこから生まれ何のために生きて死んだらどうなるのだろう」ということです。これはどれだけ科学が発達しても答えを見つけることは残念ながらできないものです。私たちがここにいるということはとても不思議なことです。

阿弥陀様のお話を聞いていく

「無量寿」をご存知でしょうか?阿弥陀様のことを「無量寿仏」とも呼びます。「無量寿」とは寿命が無い。果てることのない命という意味です。

「阿弥陀」とはもともとインドの「アミタ」と言う言葉を漢字に置き換えたものです。「ア」は打ち消しの意味、「ミタ」とは「量る」という意味です。だから阿弥陀様という仏様は「私達の頭脳でははかることのできない仏様」となります。何のために生まれ何のために生き、死んだらどうなるのか、その答えを教えてくださるのが阿弥陀様です。そしてこの阿弥陀様の世界をお浄土といいます。

あなたが大事だよと呼びつづけてくださっている

阿弥陀様には私たちには考えつかない尊い願いがあります。それは命あるものすべてをそのままに「あなたが大事だよ」と支え続け、「命が終わるときにはわたしの世界に仏様として生まれさせたい」というものです。この願いによって出来上がった世界をお浄土といいます。

お浄土は宇宙のどこに?

阿弥陀様の世界は量るということを超えたものです。なので、お浄土は科学でもわからないものです。「有る」「無い」というものを超越しています。なので、宇宙よりも広くて大きい、私の命を包み込む不思議としか言いようのない世界です。

私とは関係無いのでは?

人間の方からはそう思えるかもしれません。しかし、阿弥陀様の方からは私たちのことを、「その命が終わる時、お浄土に生まれて仏となる尊い命を生きている」と見ていてくださるのです。お浄土があるということは死んだら終わりではないということです。

阿弥陀様のお話を聞かせてもらいましょう

「死んだら終わりではない」ということは、私たちには思いもつかないことです。だから、私たちは阿弥陀様のお話を聞かせてもらう中で生きていることの意味に気づかせていただくことができるのです。阿弥陀様は生きている今も命が終わってからも私を支え続けてくださる尊い仏様なのです。

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏